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【これが原則】高値圏、安値圏、レンジ、トレンド、の条件とは

更新:2021年05月27日

管理人です('ω')ノ

ローソク足たった1本で相場に戦いを挑んだ前回まででした!

楽しんでいただけたでしょうか?!

その中で「高値圏」「安値圏」など、わかりにくい用語が出てきたので、ここで解説します!

わかっているつもりでも、トレンドの意外な定義なんて見ておくとハッとするかもしれません!

呼び方は、トレンド転換のポイントであることから「天底」(てんぞこ)と呼ばれることもあります。


目次

〇 為替や株の「高値圏」「安値圏」とは?どう決まる?



チャートを後から見返してみれば、

「ここが過去最高値だから高値圏はこのあたりだ!」

とわかりますし、それで合っています。

そして「高値圏」「安値圏」は後になって見ないと正しくはわかりません(;^_^A

「そんな!どうしたらいいんだ!?」と思ってしまいますが、いちおう定義はあります。

そして、このように決めておけばトレードには支障がありません。

「高値圏」:ある期間内で一番高い価格に近い価格帯のこと
「安値圏」:ある期間内で一番安い価格に近い価格帯のこと

「ある期間内」とは、1日とか1週間とか、1か月とか1年とか、をいいます。

ただしFXとバイナリーオプションでは1時間や4時間でも分析します。

ですので、たとえば1分足で分析しているなら、そんなに長期のチャートにする必要はありませんから、

4時間くらいの間の「一番高い」価格を基準に考えれば良いのです。

ただし、もっと長期のチャートを見ている人、もっと短期のチャートを見ている人も居ますので、

みんな使っている「高値圏」「安値圏」はそれぞれ違うかもしれません。

市場全体に共通の「高値圏」「安値圏」には、

大きな出来事のときの高値や安値が作った「高値圏」「安値圏」があります。

たとえば、トランプ相場の安値(大統領選挙の日に一瞬下げたところ)などがあります。

〇 「高値圏」「安値圏」の価格帯はどのくらいの幅が良い?



「価格帯」といわれても、何pips幅なら意味のある「価格帯」といえるのでしょうか?

これも、あまり考えても意味がありません。

トレードにとって必要な価格帯の幅は、使い方によって決まります。

たとえば、最近の値動きの平均値などを出してみて、

ボラティリティのある銘柄なら幅を広めに、ボラティリティのない銘柄なら幅を狭めに

などと決めます。

MT4ATR(真の変動幅)というのが出るので、それを使うのが楽だと思います。

MT4などで上の図のようにグラフで出すこともできます。

ちょっと変わった計算をして出てきた数値ですが、

この先も「この幅くらいは動くかもしれないな」とおおよその見当をつけたいときにとても便利です。

難しいならもっと簡単に、

ボリンジャーバンドの幅が広がっていたら「価格帯を広めに考えよう」

みたいに決めるのもおすすめです。

また、現在のレートに影響を与える値幅として、一目均衡表の雲「抵抗帯」があります。

この雲の幅が大きければ「このくらい動くかもしれないな」という見当をつけることもできます。

どれも正解というのはありません。

毎日チャートを見て、トレード日誌をつけているうちに

「高値圏に近づいてきたぞ、気を付けよう」

などと自分の行動を決められるようになります。

〇 世界の市場が見ている特別な「高値圏」「安値圏」がある!



結局「見分け方の答えはない」みたいになってしまいました(;^_^A。

しかし、世界の市場関係者が必ず見ている「高値圏」「安値圏」は間違いなくあります。

分かりやすいのが最近のトランプ相場での数値

2016年11月8日のドル/円は、管理人のブローカーだと安値が101.181円です。

この安値は、今やどのアナリストさんもチェックしている安値です。

しかし実は、その前に2016年6月20日には98.970円を付けているので、

トランプ相場の安値よりも安いのです。

でも、安値とか「安値圏」とかいう話題になると「トランプ相場のときの安値は……」となります。

これは、ATRもなにも関係なくて

「歴史的な出来事の安値」だから深い意味があると市場関係者が注目しているわけ

です。

実際、トレンドラインもここから引く人が多いです。

そして、この101.181はキリのいい101円に近い位置なので「101円近辺」というのがこの場合、

市場関係者にとっての「安値圏」になるのです。

その時のノリや流行りでよく使われる「高値圏」「安値圏」が違ってくるのですね(;^_^A

まったく、市場は気まぐれです。

このような特殊なものは、

FXニュースサイトなどを見ていれば何度も話題になるのでわかりやすいです。

ファンダメンタルが苦手な人も見ておくと得をします!

〇 一般的に気にされる「高値圏」「安値圏」とバイナリーオプションでの戦い方



普通よく気にされるものをまとめます。

  • 商品取引所、ヘッジファンドが見ているという200日移動平均線を意識して、「200日間で一番の高値圏、安値圏」
  • 同じく200週移動平均線を意識した「高値圏」「安値圏」
  • 移動平均線の教科書どおり、20、25、75日移動平均線を意識して、「それぞれの日数のうち一番の高値圏、安値圏」
  • 1年間、1か月、1週間のうちの一番の「高値圏」「安値圏」
  • 「○○年ぶりの」といわれるような珍しい位置の「高値圏」「安値圏」

価格がこのような位置に到達すると、何度も反転したりします。

また、突き抜けてしまうとストップロスがかかって大きく動くこともあります。

特に

「キリの良い価格」
「トランプ相場のようなところと重なる価格」
「テクニカル上、重要なポイントと重なる」


と特に気にされます。

ただ、バイナリーオプションのトレードのために、

そのときだけ一応の「高値圏」「安値圏」を出すなら、

1分足ならチャート画面が2時間ぶんくらい出ていれば充分だと思います。

(あらかじめ長期のチャートには重要な水平のラインを引いておくと、どの時間足でも見られるので便利です)

では、戦い方です。

まず、バイナリーオプションのトレード前の準備として、

チャート上に過去の「高値圏」「安値圏」水平ラインや四角の図形などを描いておきます。

近づいたらローソク足やオシレーターを見て逆張りか順張りか決めます。

特に他の理由で見つけた「高値圏」「安値圏」が重なったら大チャンスになります!

気を付けるのは、「高値圏」「安値圏」で価格が動かなくなったときです。

焦らずチャンスを待ったほうが良いです。その後はある程度の動きが期待できるからです。

こういうときを1本のローソク足で見ると、「寄り引け同時線」になります。

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※「寄り引け同時線」はこの記事を要チェック!

『ローソク足1本読み最終回【狙い目は】とても短いローソク足!』
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迷いの後の大きな動きを期待!です。

また、長いヒゲなどが出てV字転換のチャンスだと判断したら、

管理人は思い切って勝負してみます。

ぜひデモで練習してみてください(*'ω'*)

〇 では、トレンドとレンジについて簡単に説明します!



トレンドやレンジという言葉も、これまで説明なしで使ってきてしまいました。

レンジ相場はとは「ほとんど値が変わらない相場状態」のことを言います。

ある一定の変動幅の範囲内で価格(値段、レート)が上がったり下がったりを何度となく繰り返します。

レンジ相場の対義語が「トレンド相場」です。

トレンド相場は上昇しているまたは下落している相場のことです。

相場にはレンジ相場とトレンド相場しかありません。

レンジ相場はチャート形状が、まるで四角い箱に入っているように見えるので「ボックス相場」とも呼ばれます。

ではでは、教科書的な意味でのトレンド、レンジとは?!


(1)価格が右肩上がりで上昇しているのが上昇トレンド
(2)価格が右肩下がりで下降しているのが下降トレンド
(3)価格が一定の範囲で行ったり来たりしていて、その範囲が水平なのがレンジ



です!!!

そのまんまですね!

しかしこれが奥が深いのです。

ちなみに上昇トレンドの別名が「ブルトレンド」で、下降トレンドの別名が「ベアトレンド」です。

ブルは牡牛で強気のたとえ。ベアはくまさんで弱気のたとえ。

熊も怖いのになぜ弱気なのかと思ってしまいますが、欧米ではこう呼ばれています。

〇 レンジ相場ではどういう市場感情が働いているか



レンジ相場の様に値がほとんど動かないということは、

売り・買いが拮抗している状態
ということです。

取引が活発に行われていない、

または売り・買いを試しても引き戻される力が働いている状態です。

節目、例えばドル円が100円といったような

キリの良い数字の付近ではレンジ相場になりやすいです。

それは、市場心理として

「上抜けたら、下振れたら相場トレンドが変わる」
と考えられているためです。

そのほか、重要発言前や重要会議前などの

大きな値動きが起きるかもしれないという直前もレンジ相場になりやすいです。

〇 レンジブレイクが大きなチャンス



レンジ相場は必ず破られます。

それを「レンジブレイク」と言います。

レンジブレイクが発生した場合、相場トレンドが大きく変化しやすいです。

つまり、レンジブレイクのタイミングと方向性を見極めて、

うまくポジションを得ることで大きく勝つことが出来るのです。

〇 レンジ相場での取引方法:売り買いのタイミング



まず、レンジ相場中はポジションを得ないほうが良いでしょう。

値動きが少ない上に、売り買いの力が拮抗しているため、売り買いの方向が見極められません。

こういう時は、ポジションを持たずチャートの変化をじっくり観察するのが得策です。

レンジブレイク、つまりレンジ相場の終焉は必ず来ます。

ブレイクする時が、ポジションを得る大チャンスです。

〇 チャート形状を見極めよう



まずレンジ相場かトレンド相場かを見極める必要があります。

短期・中期・長期の移動平均線を確認して、

各線が綺麗に平行線を形成している場合は「トレンド相場」です。

各線がなんどもクロスしている場合は「レンジ相場」です。

このように、レンジ相場かどうかを確認しましょう。

レンジ相場ではまず、上値と下値の確認をします。

チャートに線でレンジ相場の上限・下限に線を引きます。

その上値・下値を抜けた時をチェックしましょう。

上値・下値を確認した時、例えば下値が上値に収束するような動きがある場合があります。

下値に沿って線を引くと、ちょうど三角旗のような形状になる時があります。

これは、「三角持ち合い」または「ペナント」と呼ばれる状態です。

ペナントの形状によっては、レンジを抜ける方向がわかりやすい場合があります。

上値線・下値線がほぼ平行に上昇または下降している時、

これは「フラッグ」と呼ばれる形状で、相場転換のシグナルになります。

トレンドと逆行することが多いです。

〇 レンジ相場のテクニカル



レンジ相場の終焉が大チャンスです。

他の指標を参考にしながらポジション獲得してください。


まず、「ペナント」の出現時は「ペナントの向き」を確認します。

上向きなら上昇トレンド、下向きなら下落トレンドに変化しやすいです。

上限線・下限線を超えた時に順張りします。


次に、「フラッグ」の出現時は、「フラッグの向き」を確認します。

上向きなら下落トレンド、下向きなら上昇トレンドに変化しやすいです。

上限線・下限線を超えた時に逆張りします。


ただ、どんなテクニカルにも言えることですが、「ダマシ」がよく発生します。

つまり、トレンドが思ったように伸びなかったり、

テクニカルと逆の方向に動いたりすることはよくあります。

ですので、他の指標を参考にしてエントリーをしましょう。


例えば、ストキャスティックスやRSIで「売られ過ぎ・買われ過ぎ」を確認します。

売られ過ぎている場合は、買い、つまり上昇トレンドに転換しやすくなります。

また、MACD(移動平均収束拡散手法)でゴールデンクロス・デッドクロスの出現を確認します。

ゴールデンクロスは上昇・デッドクロスは下落トレンドへ転換しやすいです。

〇 「高値圏」「安値圏」とトレンドとレンジのまとめ



「高値圏」「安値圏」、そして「トレンド」の雰囲気がつかめそうでしょうか?!

意味の暗記をしなくても、

トレードやデモのときに「高値圏」「安値圏」はどこだろうなどとやっていると、

だんだん覚えてきます。

ローソク足と合わせて、得意なカタチをひとつでも増やしていきましょう!

また、 レンジ相場の出現はまずチャンスと捉えて良いでしょう。

他の指標を合わせてポジションをうまく獲得しましょう。

ダマシも多いので、思ったような動きをしない場合は早めに手仕舞いすることが大事です。

レンジ相場をうまく活用して連勝できると良いですね。

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※レンジをブレイクしたときのトレードの補足。

『実際のトレードをみながら覚えたい「ブレイクアウト」トレード』

『ローソク足1本読み3回目。ブレイクアウト時の「大陽線」と「大陰線」』

図解で簡単に見られます。
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