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2本のローソク足、【切り込み線】と【かぶせ線】を1本で描くと?おススメは順張り?

更新:2021年04月27日

管理人です!

今回も、2本並んだローソク足を新たな武器に加えましょう~

とはいえ、一つ一つ名前と形を詳細に覚える必要はありません!

なぜならこの記事は、バイナリーオプションで勝つために、より多くのエッジ(優位性)を持つことが目的だからです!

まずは

「2本のローソク足の組み合わせっていろいろあるけど、たいてい変化や反転を示唆するものが多いんだな」

と思っておくと楽です。

今回の「切り込み線」「かぶせ線」も、トレンド転換を予感させるものです。

使い方と共に説明します。

混乱しそうなところだけ、先に説明しておきます。

実体だけのほうが強いシグナルになりますが、ヒゲがあって、それを長さとして考えてもけっこう使えます。

(2本目のスタートをヒゲで考えても良い)


目次

〇 切り込み線とは



切り込み線とはローソク足チャートで、前日が大陰線で当日が陽線の組み合わせのうち、

当日の終値が前日の陰線のちょうど真ん中より高値になった場合を指します。

この2本の線を重ね合わせると、下ひげが長く伸びた状態になります。

下ひげが長く伸びた線を「下影陰線」とも言います。

その下影陰線と同じような性質を持ち合わせています。

この2本の線が安値圏で発生した場合、下落トレンドの終焉を示唆しています。

〇 切り込み線の分析方法



切り込み線出現時の分析方法を紹介します。

切り込み線の出現はあまり多くありません。

まず、大きな大陰線の発生は下値を探っている状態です。

翌日下値の下端を探った後、それ以上試せない状態になったために相場が上昇していると分析します。

つまり、相場が底打ちしたという判断になり、下落トレンドから上昇トレンドへの転換を示唆しています。

当日の陽線の伸びが大きいほど、大きく切り返していることを指し、

前日の大陰線の中心を超えるぐらいの勢いがあることが大事になります。

陽線の翌日にさらに陽線が発生した場合、上昇トレンドへの転換にほぼ確信が持てます。

ポジションを取るには、2本目の陽線の下端を狙うのが良い作戦でしょう。

ただし、

一旦陽線になるもののその後陰線に転換した場合はそのまま持ち合いの可能性もありますので、

慎重に値動きを観察する必要があります。


〇 上昇の準備をしておく「切り込み線」とは?作られる過程と相場心理



「切り込み線」の1本目は、中途半端な長さの陰線ではなく、大陰線でなくてはなりません

(参考:ローソク足1本読み3回目。ブレイクアウト時の「大陽線」と「大陰線」

底値圏で出た「切り込み線」は、上昇トレンドに変化する可能性を示唆します。

「切り込み線」が作られていく過程は、以下になります。

そしてこれが「切り込み線」と呼ばれる条件になります。


1本目)下降トレンドが続いた後、大陰線が出る。
2本目)1本目の終値よりも低い位置からスタート、上昇し1本目の中心よりも上で終わる


2本目が終わる位置は、理想はこのように1本目の中心よりも上が良いのですが、

多少は下だとしても効くことがありますので、型にはまった覚え方をしないようにしましょう。

「切り込み線」のときの相場心理ですが、

図のように1本のローソク足に描きなおしてみるとよくわかると思います。

これは「タクリ」になるのです(タクリの参照はこちら)。

売り方と買い方の勢力が劇的に変わった瞬間です。

「タクリ」が安値圏に出たら上昇の可能性がありました。

下から勢いよく買われている様子がよくわかります。

では相場心理はどうなっているでしょうか。

ドドドッと売られてきていて、それまでは売り方の勝利でした。

しかし時間足が変化する地点では、下のほうで買い方が待ち構えていました。

もし日足なら、「今日になって急に買いが増えたぞ!」という場面です。

何かが変わったのです。

そしてその日の終値は、前日の売り方の平均コストよりも上で引けました。

ということは、半分以上の売り方が負けてその日を終えたということです。

この間にいくつものストップロスもついてしまったでしょうね!

運動会のときの綱引きを思い出してみれば、逆転したらその後も勢いが続く感覚がわかります。

そこで、「3日目(3本目)以降もこの流れが続く確率は高いぞ!」となるのです。

平均コストというのは、始値と終値の平均値のことです。

売り方の売値の真ん中です。

1本目の陰線の範囲の中でいろいろなレートで売ってきた人がいるわけですが、

この真ん中近くで買われるとさすがに売り方にも焦りが出て、買い戻す心理が働きやすいのです。

「逃げるかとどまるかの判断の境目」みたいな地点なのです。

〇 かぶせ線とは



かぶせ線とは切り込み線とは状況が逆で、

ローソク足チャートにおいて前日が大陽線で当日が陰線の組み合わせのうち、

当日の終値が前日の陽線のちょうど真ん中より安値になった場合を指します。

この2本の線を重ね合わせると、上ひげが長く伸びた状態になります。

下ひげが長く伸びた線を「上影陽線」とも言います。

その上影陽線と同じような性質を持ち合わせています。

この2本の線が高値圏で発生した場合、上昇トレンドの終焉を示唆しています。

〇 かぶせ線の分析方法



かぶせ線出現時の分析方法を紹介します。

かぶせ線も出現はあまり多くありません。

まず、大きな大陽線の発生は上値を探っている状態です。

翌日上値の上端を探った後、

それ以下に試せない状態になったために相場が下落していると分析します。

つまり、相場の天井に達したという判断になり、

上昇トレンドから下落トレンドへの転換
を示唆しています。

当日の陰線の伸びが大きいほど、大きく反発していることを指し、

前日の大陽線の中心を超えるぐらいの勢いがあることが大事になります。

陰線の翌日にさらに陽線が発生した場合、下落トレンドへの転換にほぼ確信が持てます。

ポジションを取るには、2本目の陰線の上端を狙うのが良い作戦でしょう。

ただし、

一旦陰線になるもののその後陽線に転換した場合はそのまま持ち合いの可能性もありますので、

慎重に値動きを観察する必要があります。


〇 転換の準備をしておく「かぶせ線」とは?作られる過程と相場心理



「かぶせ線」は、図にすると「切り込み線」の向きを変えただけになります。

ただし1本目の陽線はそんなに長くなくても良いのです。

「かぶせ線」は、その後下降トレンドに変化する可能性を示唆します。

それでは、「かぶせ線」が作られていく過程です。

 そしてこれは「かぶせ線」と呼ばれる条件になります。


1本目)陽線か大陽線
2本目)1本目の終値よりも高くスタートしたのに、1本目の中心よりも下で終わる


1本に描きなおすと「トンカチ」になります(トンカチの参照はこちら)。

何度か書いているように判断の難しい形です。

基本的にはその後の「売り」が強まる可能性を考えます。

そして、「2本目がとても長いから、特に強いな」とか、

「この1本目はハッキリしたリバーサルポイントになっているな」
とか、

そういう他の要素も見ながら判断していきます。

強い理由が揃えば、3本目以降で「下」を買うのに自信が持てます。

相場心理については、「切り込み線」と同じように考えます。(売りと買いは逆)

特に、高値圏で出ると、

「上から売り方が攻めてきた!」「上で待ち構えていたんだな!」

と買い方に感じさせ、危機感のある形になります。

これを世界中の市場関係者が見ているわけですから、それだけでも相場心理を冷やします。

このようなこともあって、「高値圏でのかぶせ線は売りの急所」とよく言われます。

よく予想どおりになるので、出たら大チャンスですが、意外とこれもあまり出ないのですよね( ノД`)シ

〇 「切り込み線」がワークする条件と、実際のチャートで見るバイナリーオプションでの使い方



「切り込み線」がワークする条件です。

他の線とそう変わりません。

全部が揃わなくてもワークします。

「じゃあいつだよ?!」ってなりますが、後でワークしないときも書きますので、それで許してください(笑)。

チャートと一緒に眺めてみてください。

だんだん使えるようになってきます。

  • 底値圏で出たとき
  • オシレーターで「買われすぎ」「売られすぎ」が出るなど、他のテクニカルのシグナルと重なったとき
  • ファンダメンタル的な理由があるとき

「反転の準備」の形なので、エントリーは3本目以降になります。

ハイローオーストラリアでは、順張りをおすすめしたいので、

3本目が荒く上下せずスムーズに上がり始めたらタイミングよく「上」を買います。

〇 「かぶせ線」がワークする条件と実際のチャートで見るバイナリーオプションでの使い方



では次に「かぶせ線」がワークする条件です。

「切り込み線」と違い「かぶせ線」はレンジ相場やトレンド途中で出ても効くことがあります。

どのような市場でも、売りの勢いにスピードが加わると強いので、

長い陰線が過去を否定したシグナルは、効きやすいのではないかと管理人は考えています。

  • 特に高値圏で出たとき(違っててもけっこう効く)
  • オシレーターで「買われすぎ」「売られすぎ」が出るなど、他のテクニカルのシグナルと重なったとき
  • ファンダメンタル的な理由があるとき

「反転の準備」の形なので、エントリーは3本目以降になります。

これも順張りをおすすめします。

3本目が問題なく下がり始めたのを確認してから「下」を買います。

〇 切り込み線・かぶせ線の出現後にもチャンスはある



切り込み線・かぶせ線が発生しても、その後もみ合いになることはよくあります。

トレンド転換までの勢いがなく、売りと買いが拮抗した状態になります。

切り込み線発生後にしばらくもみ合い、切り込み線の安値を更新した大陰線が発生した場合は、

一度試した安値を抜く勢いがあるため、強い下落トレンドの継続を示唆します。

逆にかぶせ線発生後にしばらくもみ合い、かぶせ線の高値を更新した大陽線が発生した場合は、

一度試した高値を抜く勢いがあるため、強い上昇トレンドの継続を示唆します。

つまり、切り込み線・かぶせ線のダマシにはなるのですが、

その後のもみ合いには注目した方が良いでしょう。

何れにしても、切り込み線・かぶせ線の発生はポジション獲得の良いチャンスになり得るということです。

他のチャート分析法やオシレータと合わせて判断すると良いですね。

〇 「切り込み線」と「かぶせ線」がワークしないとき



ワークしないときも、他の線と同じです。

  • レンジ(持ち合い)相場のとき(切り込み線のみ)
  • 閑散相場のとき
  • 相場が荒れているとき
  • 突然のファンダメンタル要因があったとき

エントリーは3本目と書きましたが、

もし3本目が予想と違う動きをしたらエントリーを見送り、次のチャンスを待ちます。

〇 まとめ

2本のローソク足は、別名「2本足」などと呼ぶことがあります。

さて、これまで何度か「1本に描きなおしたらどうなるか?」を取り上げました。

これで理解が深まるのではと考えています。

ただ、ぱっと「切り込み線」を見た印象と「タクリ」を見た印象は微妙に違います。

市場関係者もそれは同じはずです。

できるだけ多くの市場関係者が見ている時間足を使うと、同じ感覚を知ることができるので便利です。

ファンダメンタルでもそうですが「真実は違うのに、噂で何百pipsも動いた!」ということがよくあります。

相場心理はいつも正しく真実を捉えているわけではなく

「なんかヤな感じ!」「なんか良い感じ!」
とでも判断しているように動くのです。

ここでの説明は、相場観を養うヒントになりますので、

必要なら何度も読み返してチャートと見比べてくださいね!

それでは、今回も少しでもトレードのお役に立てれば幸いです!

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※たすき線、包み線、はらみ線もあるよ!

『下がりそうなのに上がる?2本のローソク足が作る「たすき線」の使い方』

『ローソク足2本で相場を捉える!【包み線】と【はらみ線】』
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