バイナリーオプションの「損益分岐点」はペイアウト率と勝率の関係だぞ！

更新：2018年04月27日

今回は、ペイアウト率が低くなると、どのくらい勝率を出さなくてはならないか知りたいんだ！

最近、ハイローオーストラリアを眺める時間が増えてきたTボーンです。



このまえ、「勝率」というのを考えてみた！

確かに勝率は高ければ高いほど良さそうなのは計算しなくてもなんとなくわかったぞ！

コインを投げて裏表を当てるゲームと同じだな！



ここで困ったことがあるんだ。

ハイローオーストラリアには「ペイアウト率2倍」という夢のようなオプションタイプがある。

「HighLowスプレッド」と「Turboスプレッド」だ！

いっぽう、ペイアウト率が1.80倍～1.85倍の普通のタイプもある。

こちらは、勝率が50％だとどんどんマイナスになってしまうぞ？！

100購入して勝っても、85しか増えないんだからな。


じゃあ、どれほどの勝率が必要かを計算する前に

バイナリーオプションにおける損益分岐点の考え方をご紹介するぞ！

まず、「損益分岐点」というのはご存知の方も多いと思うが「損するか得するかの判断するポイント」だ。

財務などのキャッシュフローでは投資対効果が逆転するポイントを損益分岐点と言ったりする。

小売りを業にしている方なら、

売上高と費用の額がちょうど等しくなる売上高または販売数量のこと、

というと分かりやすいだろう。

バイナリーオプションにおける「損益分岐点」は「勝率」で表すぞ。

勝率が低いほどリスクが下がる。

本稿ではバイナリーオプションの損益分岐点である勝率とペイアウトの倍率との関係を明確にするぞ。



まず、バイナリーオプションは言うまでもなく「High」か「Low」かのどちらかを選択するな。

つまり、２択だ。

コイントスなら1/2の勝率になる。

損益分岐点は1/2 = 50％になります。

だが、バイナリーオプションには「ペイアウト率」が設定されている。


仮に、ペイアウト率が1.8倍とすると、1000円の投資で
勝った時　ペイアウト1800円　- 投資額1000円　= ＋800円
負けた時　ペイアウト０円 -投資額1000円 = -1000円


になるな。

つまり、勝った時は掛け金の0.8倍が利益になり、負けた時は掛け金の1倍が損失になるんだ。

この時、勝率X%は下記の式で計算できるぞ。


勝率X% = 100％ / (ペイアウト倍率)


ペイアウト倍率が1.8倍の場合、勝率は55.55…%となる。

つまり、ペイアウト率が1.8倍である場合、

ハイ・ローを当てる勝率はコイントスよりも確率が高めの55.56％でなければ

損をしてしまうと言うことを示しているんだ。

損益分岐点は55.56%となり、コイントスの勝率50％に比べてリスクが高くなるぞ。

なので、バイナリーオプションのペイアウトの倍率は2倍以上でなければ、

勝率50%を下回ることがないと言うことだ。

まとめると、ペイアウトの倍率が2倍以下の場合は

バイナリーオプションで50％以上の勝率を上げるために

テクニカルなどの戦略が必要になってくるということなんだ。

さらに、スプレッド有りのトレードだと更にリスクが高くなり非常に難しい取引になるぞ。

スプレッドとは、FXと同様で買値(Bid)と売値(Ask)の差分のことを意味する。

バイナリーオプションでスプレッド取引には

「購入した価格にスプレッドを足して、それ以上に価格が上回らないと勝ちにならない」

と言う条件があるんだ。

つまり、スプレッドが開いている分さらに損益分岐点の勝率が大きくなり、

よりハイリスクな取引になるということだ！



ハイローオーストラリアのペイアウト率の1.85倍は他の業者と比べると、高いほうなんだ。

それでもペイアウト率2倍と比べると、魅力が薄く感じるな。

だが、ペイアウト率2倍のほうは名前にもあるとおり

「スプレッド」といって銘柄のレートが少しだけトレーダーには不利になっている。

FXにもスプレッドがあるから、それと同じだ！



スプレッドのあるほうは、もう少し強くなってから挑戦しようと思う。

では本題に今回の取引のケースに戻ってみよう。

まず勝率がどれだけあればペイアウト率1.85倍でもプラスになるかを知りたい。

先ほど説明したが、 これは簡単な計算でできるぞ！


100÷ペイアウト率


この答にパーセントをつければ勝率だ。

ペイアウト率が1.85倍なら、


100÷1.85


答は54.05だ。

必要な勝率は54％以上だとわかったぞ！

（正確には、100（％）÷185（％）ｘ100だが、覚えにくいな！）



今日は初心に帰って、15分のHighLowだ！

このポンド/円（GBPJPY）は5分足だ。

しかし！

このプラス2シグマの線に跳ね返されて、下がったときにふと

「15分後には戻ってしまうかもしれないが、この1本のローソク足は陰線びけなのではないか」

と感じた。

そこで、急きょ、3分のバイナリーオプションの「Low」を購入した！



結果は、勝てた。

しかし、ちょっとした勘が働いてたまたまだったのかもしれない。

ルール通りにできなかったのは反省点だ！次はルールの見直しをするぜ！