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大きく勝ち越したい人は必見!さらに踏み込んで攻めるコツとは?
更新:2020年11月06日
こんにちは、ミウラです!
数回にわたって連勝を狙える場面を紹介しているわけですが、
勝ちをどんどん積み上げていくには、やはり攻めの姿勢が必要になります!
上昇トレンドであっても、5分線をサポートにしてHigh・・・とやっていては、
負けはつかないかもしれませんが、勝ち数は稼げません!
今回は、これまでよりもさらに踏み込んで攻める時のコツを紹介していきます。
強気にエントリーすべき場面の見分け方や、
途中に立ち止まって様子を見るポイント、さらに退き時の判断方法も参考にしてみてください。
目次
〇 大きな動きのあるときを狙う
強気で攻めるべき場面は、いろいろありますが、
大きな動きのあとの反発が第一の狙い目になります。
このような強い下げは反発も強く、一定時間、継続します。
見分け方としては、下げ方向のフィボナッチ・ファンの61.8%ラインを上に抜けたら、
この画像のようにファンを上向きに描きなおして、Highでのエントリーを開始するとよいでしょう。
チャートを拡大したら、
Highで入っていきます。
ただし、
フィボナッチ・リトレースメントのライン付近では、
そこでトレンドが終わる可能性があるので、少し様子見をしてください。
※ フィボナッチ・リトレースメントの使い方(みんなのFX)(
注1)
また、ここは上昇の場面ですが、
そのときは陰線が連続して出ていないかもチェックしましょう。
陰線が連続で出始めると、上昇が終わる可能性があります。
ここでも、陰線が2つ連続しているところがあり、
リトレースメントと合わせて、様子見の根拠になっています。
〇 スタート時には思い切りも必要
連勝狙いのなかで、けっこう難しいのがスタートのタイミングです。
連勝できると確信できるくらいまで陽線が出るのを待ってしまうと、勝ちをたくさん逃してしまい、
最悪、最後の負けだけを踏まされてしまうこともあるからです。
なので、
連勝狙いのスタートはある程度の思い切りも必要です。
様子見の後がこの状態です。
フィボナッチ・リトレースメントの38.2%にタッチしたあと、達成感からか、大きく下げています。
トレンドもこれで終了か?と思わせる下げではありますが、
最新の陰線は5分線を割り込みながらも下のエンベロープ(青線)には達していません。
※ エンベロープとは?(ヒロセ通商)(
注2)
ここから思い切ってスタートします。
この場面ではお試しの感覚です。
負けたら、それは連勝狙いのチケット代だと考えて諦めましょう。
〇 チャンスに備えてトレードの流れに乗っておく
連勝できる場面というのは、大きなトレンドの中でも一部分だったりします。
様子見で眺めていると逃してしまうことが多いので、
連勝できる流れが来た時に既に自分もトレードに入っていることが重要です。
この時点で
3勝2敗。
正直、トントンです。
慎重な人であれば、リトレースメントの38.2%を超えられなかったか、
と考えて撤退するかもしれません。
しかし、ここではまだ諦めません。
収支はプラスで推移していますし、5分線を大幅に割り込んでもおらず、陰線も連続していません。
粘り強く、
Highを継続します。
もし、
5分線を大幅に割り込んでエンベロープを貫通、または陰線が連続(2連敗)したら、
おとなしく流れから降りましょう。
〇 1敗したら待機してズレを修正する
そして、チャンス到来です。
チャート上では5連勝できた場面ですが、
少しずつエントリーのタイミングがズレたため、最後は負けをもらってしまいました。
ここで
4勝1敗。
連勝狙いのトレードは、こういった瞬間をしっかり捕まえたいです。
ただ、この部分が来ることを予知するのは難しいので、
勝ち負けを5分で維持しながら、エントリーを続けている、ということです。
なお、負けたところでは、すぐにHighでエントリーせずに次のローソクが出る、
または5分線の位置に落ちるまで待機します。
このようにして、
連続トレードを重ねると発生するエントリータイミングのズレを修正しています。
さらにエントリーを続けます。
ボーナスゾーンは終了し、2勝2敗の引き分け。
ここは少し不運とミスが重なっています。
2戦目の負けでズレを修正するために待機しましたが、そのときに勝ちをひとつ逃しました。
さらに最後も下ヒゲの薄い陽線なのですが、タイミング悪く負けてしまっています。
すぐ上にフィボナッチ・リトレースメントの50%が迫っており、それが上値を圧迫しているという印象ですね。
〇 勝ちにくくなってきたら5分線トレードに切り替える
陰線が目立つようになってきたこと。
そして、
リトレースメントの50%が頭を抑えがちになってきたことを考慮して、
ここからはトレード法を切り替えます。
連続でエントリーするのではなく、5分線に落ちてきたらHighで入る方法に切り替え。
入る回数は減るのですが、陰線が目立つ場面では勝率がぐっと上がります。
先ほどのような、
5分線から大きく浮き上がって陽線が連続するような場面では不向きですので、
うまく使い分けましょう。
しかしながら、50%を超えたところで明らかに上昇する力が弱まりました。
特に最後の勝ちがギリギリでぜんぜん上げてくれなかったので、
次に高値を更新するまで待機でストップ。
しかし、そこから
陰線が2連続。
エンベロープも下に抜けてしまったのでトレンド終了と判断しました。
下げが強まったためにとうとうエンベロープのクロスも始まりました。
このクロスは上昇の弱サインなのですが、ここから再度、上昇すると、
今度は下げの強サインが出ることになります。
この時点で上昇を妨害されてしまうことが多く、連続して上昇していくことがより難しくなります。
ここで、これまでの画像を見てほしいのですが、
これくらいの強いトレンドになると、
エンベロープ同士は多少、接触する程度で、決定的なクロスは出現していません。
これもまた、
連続トレードで攻めやすい証となっています。
攻めるべきどうかの良い判断材料になるでしょう。
〇 条件を満たしているときは積極的に攻めよう
今回のように連続で勝てる場面をまとめてみると、
・大きなトレンド(またはその反発)の中にあること
・フィボナッチファンの38.2%以内を推移しているおり、高値(安値)を更新し続けていること
・エンベロープを割り込まないこと
・トレンドに反するローソク(上昇なら陰線)が少ないこと
などが挙げられます。
これらを満たしている状況であれば、
連続で入っても悪くて五分の勝負ができるので、積極的に攻めてみましょう。
一回負けたら、エントリータイミングのズレを修正するため、いったん待機。
もし2連敗したら、撤退。
これを徹底すれば、失敗しても被害は最小限度で抑えられるでしょう。
■■■■脚注■■■■
(注1)フィボナッチ比率のFXへの応用方法(みんなのFX)
(注2)エンベロープ(ヒロセ通商)